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第5部分

事でしたら、ご協力させて頂きます。10月8日のご宿泊で、お名前は耍麤g俊英様ですね。少々お待ち下さい。只今確認して參ります」

奧の事務所へと消えたフロント係の男性が暫くして戻ってきた。

「耍麤g俊英様のお名前がございました」

「それじゃ、こちらに泊まられた訳ですね」

「はい。耍麤g様は10月8日の午後11時50分にチェックインされております」

耍麤gが雪悾�穗娫挙筏皮�吭挙碎g摺�い蠠oかった。耍麤gは10月8日の晩、確かに松本駅に程近いこのホテルへと泊まったのだ。

「それで、耍麤gさんは翌日何時頃チェックアウトされたんですか?」

「翌日は???チェックアウトされておりませんね。もう1泊されております」

「? いや、耍麤gさんは奧さんへ掛けた電話の中で、翌日の10月9日、午前6時半過ぎの松本発新島々行き松本電鉄上高地線の始発電車に仱輟⑿聧u々駅からバスに仱険Qえて上高地へ向かった筈なんです。実際、9日に上高地インフォメ��伐紲螗互螗咯‘に耍麤gさんが出した登山屆も殘っていましたし、何かの間摺�い扦悉ⅳ轆蓼護螭�俊�

「いいえ、確かに10月9日もご宿泊されております